気を付けよう!犬が「ハウス」を苦手になる原因

犬に教えるととても役立つ「ハウス」ですが、ハウスが苦手(※なかなか入らなかったり、ハウスの中で大人しく出来ず騒いでしまう)な犬もいます。

今回は犬がハウスを苦手になってしまう原因についてお話しします。

犬が「ハウス」を苦手になる原因

犬がハウスを苦手になる原因は主に下記の二つです。

  • ハウスに嫌なイメージを持たせてしまった
  • ハウスで暴れることで良いことがあった

ハウスに嫌なイメージを持たせてしまった

犬がハウスを苦手になる原因の一つは、飼い主さんが気付かずに
「ハウスに対して嫌なイメージを持たせてしまっている」ことです。

ハウスをお仕置き場所にした
犬が吠えた時、いたずらした時にハウスを「お仕置き場所」として
使用した場合は、犬がハウスを苦手になることがあります。

犬を落ち着かせる場所としてハウスを使用することは正しいのですが、
無理矢理入れると「ハウス=閉じ込められる嫌な場所」という嫌なイメージがついてしまいます。

また、お仕置きとして無理矢理ハウスに入れることで抵抗感が強まります。

ハウスに入っている時に怖いことが起きた
ハウスに入っている時に犬にとって怖いことが起きた場合は、
ハウスに入るのを嫌がることがあります。

例えば雷などの大きな音が鳴った時に、
逃げる場所として自らハウスに入る場合は良いのですが、
ハウスに入れらている状態(扉を閉められている状態)で、
雷が鳴ると犬はその場から逃げることが出来ないので、
犬によってはパニックを起こし、以降ハウスが苦手になることがあります。

ハウスに入ると苦手な場所に連れていかれる
ハウスに入れられて出かける場所がいつも病院など
犬が苦手な場所の場合は、ハウスに入るのが苦手になることがあります。

犬が暴れることで良いことがあった

ハウスに入れた時に、まだハウスになれていない犬は鳴いたり
中で暴れたりすることがあります。

根負けしてハウスから出してしまった場合は、
暴れればハウスから出してくれると学習してしまい、
ハウスで大人しく出来ない犬になってしまいます。

犬を「ハウス」好きにするには

犬に「ハウス」を好きになってもらうには
ハウトレーニングをしっかり行って、ハウスに良いイメージを付けることです。

元々犬にとって狭い場所は本能的に落ち着く場所のため、
ハウスに良いイメージが付くと、落ち着いて過ごせるようになります。

ハウスを苦手になるような使い方は避け、
犬がハウスから出たがる時も、その要求には答えず
落ち着いてから出すなどの対応をしましょう。

まとめ

犬がハウスの中で暴れてしまうなど、ハウスを苦手になる原因は、
「犬がハウスに対して嫌なイメージを持ってしまった」
「ハウスで暴れると良いことがあった」
などです。

犬がハウスを苦手になるような使い方は避けましょう。

犬にハウスを好きになってもらうように、
ハウストレーニングを行うようにしましょう。