小さくてもとっても勇敢!「柴犬」について

クルッと巻いた尻尾に、黒くて可愛い目をした「柴犬」は、昔からとても人気のある日本犬です。

今回はそんな柴犬についてお話しします。

「柴犬」について

「柴犬」は天然記念物にも指定されている日本原産の小型狩猟犬です。

ハンターとともに獲物と戦う“直接狩猟犬”として活躍しました。

体重はオスが9~11㎏位、メスが7~9kg位です。

毛色は赤、黒、胡麻、淡赤(白)の4色があります。

耳は立ち耳、尾は巻き尾、または差し尾です。

柴犬の「柴」の意味は

  • 刈り取った柴(山野に生える雑木)の色に似ている
  • 柴の中をくぐりぬけて狩猟をしていた
  • 小さい物を意味する古語「柴」を当てた

など、諸説があります。

「柴犬」の性格

柴犬の性格は家族に対してとても忠実、勇敢で独立心が強い性格です。

独立心が強いため、お留守番などのしつけは得意な傾向にあります。

柴犬は頑固で気が強い独特の「柴気質」と呼ばれる気質があり、
この気質は狩猟犬として飼われていた頃にはなくてはならないものでした。

しかしその頑固さと気の強い気質が人と暮らす上で問題になることがあるため、
家族の中で一貫したしつけを心がける必要があります。

「柴犬」のなりやすい病気

日本犬である柴犬は、丈夫で日本の気候に適している犬種ですが、

などの病気になりやすい傾向があります。

特に皮膚の疾患にかかりやすいため、皮膚をかゆがる、赤みがあるなどの
症状が見られた場合は、早めに動物病院で診てもらいましょう。

まとめ

柴犬はとても可愛い反面、頑固な気質を持ち合わせています。

柴犬の気質をしっかり理解し、飼い主さんがしっかりとリーダーシップをとるようにしましょう。