短毛から長毛、剛毛やクルクルとした毛質など世の中には色々な被毛の犬がいますが、どの被毛を持つ犬にも「ブラッシング」が必要です。
ブラッシングは犬にとってどうして必要なのでしょうか。
犬に「ブラッシング」が必要な4つの理由
犬にとって「ブラッシング」は下記の理由から必要なケアとなります。
- 汚れを落とし、皮膚を清潔に保つ
- 抜け毛を除去する
- 毛玉を防ぐ
- 血行を良くする
汚れを落とし、皮膚を清潔に保つ
ブラッシングをすることで被毛についた汚れを落とし、
皮膚を清潔に保つことができます。
散歩中に土や葉っぱ、ほこり、ノミやダニなどが
被毛に付くこともありますが、
ブラッシングをすることで除去することができます。
また、ブラッシングをすると被毛が整い、見た目も綺麗に整えられます。
抜け毛を除去する
柴犬などのダブルコートの犬は古い被毛(アンダーコート)が抜けて
新しい被毛が生えるため、毎日抜け毛があります。
この時に古い被毛が抜け落ちず皮膚に残ったままだと、皮膚の通気性が悪くなり
皮膚トラブルの原因になることがあるので、この古い被毛を落とすために
毎日のブラッシングが必要です。
また、ダブルコートの犬は夏前と冬前には換毛期があり、
大量に被毛が抜けるのでこの時期は特に小まめなブラッシングが必要です。
毛玉を防ぐ
ブラッシングをすることで毛のもつれを防ぎ、毛玉を防ぐことができます。
毛玉は長毛種や柔らかい毛質の犬によく出来ます。
毛玉ができると皮膚の通気性が悪くなってしまうので、
毛玉防止のために毎日のブラッシングが必要です。
シングルコートの犬は換毛期がなく、
ほとんど抜け毛がないのですが、柔らかい毛質の犬が多く、
毛がもつれて毛玉になりやすいので注意が必要です。
血行を良くする
ブラッシングをすると皮膚に程よい刺激が行くため、
血行を良くするという効果が期待できます。
血行が良くなると皮膚の新陳代謝の活性化に繋がり、皮膚トラブルの予防にもなります。
病気の早期発見やコミュニケーションにもなる
ブラッシングは被毛や皮膚を綺麗に保つ以外に、
病気の早期発見やコミュニケーションにも役立ちます。
皮膚をかき分けて丁寧にブラッシングをしていると
皮膚の異常などを発見することがあります。
病気の早期発見・治療は犬の健康管理で最も重要なことです。
また、体全体を触りながらブラッシングをすることは
飼い主さんと犬とのコミュニケーションにもなりますので、
声を掛けながらぜひ楽しくブラッシングをしてください♪
まとめ
ブラッシングは犬の皮膚の健康を保つために重要なケアです。
また、ブラッシングが病気の早期発見に繋がることもあるので、
コミュニケーションも兼ねて毎日のブラッシングをするようにしましょう。
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