犬と一緒に寛いでいると、体をくっつけてくることはありませんか?
お尻や背中をくっつけたり、時にはそのまま寝てしまったり…
一体犬はどうしてこのような行動を取るのでしょうか。
犬が飼い主に体をくっつけてくる理由は?
犬が飼い主に体をくっつけてくる行動は
「飼い主をとても信頼している行動」の一つと言われます。
犬は群れで暮らしていた野生時代に、
仲間と体をしっかりくっつけて眠ることでお互いの死角をなくし、
天敵から身を守っていました。
相手を信頼していないと死角を任せることは出来ませんので、
飼い主に体をくっつける行動は「飼い主をとても信頼している」と考えられています。
特に犬にとって無防備な場所であるお尻や背中をくっつけて眠る場合は、
飼い主さんに対して「守ってくれる」「安心して眠れる」と強く感じています。
良い信頼関係が築けている状態と言えますね。
また、側に来てぴったりとくっついたり、
膝の上に乗ってきたり、足元にくっついたり…
犬は人にくっつくことが好きで、
くっつくこと自体が愛情表現・信頼の表れとも言われます。
常にくっついてきて、離れると鳴いてしまうような場合は
分離不安の傾向にありますので、
一人で安心して休めるようにトレーニングする必要がありますが
暖かい犬の体温が肌に触れると、私たちも癒されますよね。
犬が人を信頼している時に見せるその他の行動は?
犬が人に対して愛情表現や信頼している時に見せる行動は
体をくっつける以外にも
- お腹を見せる
- 口元を舐める
- 目をじっと見つめる
などがあります。
飼い始めてから日が浅い時には見られなかった場合も、
毎日のケアや遊びなどを通じて信頼関係を築くことで、
こういった行動が見られるようになります。
ただし、どんなに長く過ごして信頼関係が築けていても
こういった行動を取らない子もいます。
これはその子の個性や性格によるもので、
別の愛情表現を示している場合が多いです。
「自分の犬は信頼してくれない」と悲しまないでくださいね!
まとめ
犬が飼い主に体の一部をくっつけてくるのは、
飼い主を信頼している証ということがわかりました。
飼い主にとっても、とても嬉しい行動ですね。
犬によって甘えん坊な子もいれば
クールな子もいますので、愛情表現には差があります。
行動を観察して犬が今どんな気持ちなのか、
理解できると良いですね。
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