人間の現代病ともいえる「肩や首のこり」。
これらがわんちゃんにもある事をご存知でしたか?
もちろんわんちゃんは話せないので
「肩がこった」と主張することはありませんが、
犬が肩こりになりやすい理由はしっかりとあるのです。
犬が肩こり・首こりになりやすい4つの理由
- 飼い主を見上げる動作が多い
- 鎖骨がない
- ストレス
- 生活習慣病
犬は飼い主さんを見上げる動作がとても多いからなのです。
低い位置から飼い主さんの顔や目を見ようと上を向いたりしますので、
必然的に首や肩がこります。
人間でいう肩の部分は、犬では腕の付け根・肩甲骨にあたります。
体の構造上鎖骨がないため肩甲骨は横に広がらず、
体に対し縦方向に付いており、胴体と前足は筋肉で繋がっています。
そのため、肩周辺の筋肉が硬くなりやすく
肩こりの原因になると言われています。
ストレスや生活習慣病も肩こりの原因と言われるのは
人も同じですね。
犬の肩こり・首こりの解消法
- 血流を促進するマッサージを行う
- 体を温める
- ストレッチを行う
マッサージをし、こわばっている筋肉をほぐしてあげて
血流を良くすることが、こりの改善に繋がります。
難しい技法などは必要なく、リラックスタイムに
手でぐるぐる撫でるように耳のあたりから首にかけてを、
往復してあげてください。
力を入れ過ぎず、犬の様子を見ながら行ってくださいね。
とろ~んとうっとりしていたら気持ちがいい証拠。
肩甲骨の辺りから前腕部、足首にかけても優しく揉むように
血流に沿ってマッサージをしましょう。
足先にかけては触られるのが苦手な部分にもなるため、
苦手な犬には無理をして行わず、肩甲骨から前腕部までをマッサージします。
レンジで軽く温めたタオルを首や肩に置いてあげると
筋肉を温める効果が期待でき、血流を良く出来ます。
人も体がこわばった時には体を伸ばすと気持ちいいですよね。
このストレッチを犬にもしてあげるのも効果的です。
体を横にしてリラックスした状態で
飼い主さんが前足を持って引っ張るような無理な動きはさせず、
自然に関節に沿って前足を縮めたり伸ばしたりしてあげると
肩から前腕部への全体のストレッチが出来ます。
マッサージをし、筋肉をほぐして血流を良くしてあげることは
免疫力のアップにも期待が出来、
リラックス効果はストレスの解消や、
色々な病気の予防にもつながりますので
ぜひ習慣的に行ってあげましょう!
まとめ
しつけでアイコンタクトを行ったり、お伺いを立てたり
よく飼い主を見てくれるわんちゃん。
とてもかわいいですし、飼い主さんとのコミュニケーションには
重要な事ですが、疲れてしまうこともあるんですね。
可愛いわんちゃんにいつもありがとうの意味も込めて
首肩のマッサージをぜひ行ってみましょう。
わんちゃんの信頼もよりアップすると思いますよ。
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