「リード」は犬をコントロールしたり、散歩時に犬の逃走を防ぐなど犬との生活には欠かせない物です。
今回は犬の「リードの種類」についてお話しします。
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犬の「リードの種類」について
犬のリードは大きく分けて4種類存在します。
スタンダードリード
持ち手部分が輪になり、反対側に付属している金具(ナスカン)を
犬の首輪や胴輪に繋いで使用します。
長さは1m~2m程で、その名の通り最もスタンダードなリードです。
素材は布、ナイロン、皮、チェーンなどです。
犬をコントロールしやすいため、日常の散歩やトレーニングなどに適しています。
スタンダードリードの中で40cm~60cmほどの物をショートリードと呼びます。
ショートリードは犬を近くで歩かせやすく、よりコントロールしやすいことから
大型犬や引っ張り癖のある犬に適しています。
ロングリード(トレーニングリード)
スタンダードリードよりも長いリードをロングリードと呼びます。
3mの物から50mの物まで長さは様々です。
トレーニングリードとも呼ばれるように、呼び戻しのトレーニングや
ディスクドッグの練習などに使用されることが多いです。
長さ・重さがあり、コントロールが難しいため、普段の散歩には使用しません。
伸縮リード(フレキシリード)
持ち手部分のスイッチでリードの巻き戻しを調整することができるリードで、
3m~5m程まで伸ばすことができます。
犬を自由に散歩させることができますが、リードを伸ばした状態では
犬のコントロールが難しくなります。
公道では使用せず人がいない場所で使用するようにしましょう。
また、持ち手の部分がプラスチック製で滑りやすく力を入れづらいため、
引っ張り癖のある犬や、コントロールが出来ない犬には不向きです。
マルチファンクションリード(多機能リード)
マルチファンクションリードは、名前の通り多機能のリードです。
メーカーによってデザインや機能に違いがありますが、
持ち手部分にナスカンが存在し、リード部分にはいくつか
リングが付いているものが多いです。
リード部分のリングと持ち手部分のナスカンを繋ぐと、
体にタスキのようにかけたり、短くしてショートリードのように
扱ったりすることができます。
体に装着できるので、持ち手部分を放してしまった時も
犬の逃走を防ぐことができます。
引っ張り癖のある犬や怖がりな犬などに、特におすすめです。
まとめ
犬のリードは様々な種類が存在します。
普段の散歩ではスタンダードリードを使用し、
人のいない広い場所ではロングリードを使用するなど
目的を考えて使い分けると良いでしょう。
リードは逃走を防ぐことで犬の命を守ったり、
他人や他犬に迷惑をかけないために必要な物です。
その子の性格や行動にあったリードを選ぶようにしましょう。
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