生活環境の多様化によって、犬の散歩を夜にするご家庭も増えています。
今回は犬の夜間散歩のメリットとデメリット、気を付けることについてお話しします。
犬の夜間散歩のメリットとデメリット
犬の夜間散歩のメリット
- 日差しの当たらない時間に散歩ができる
- 人や犬が少なく、静かに落ち着いた散歩ができる
夏場のメリットになりますが、夜は日差しもなく、気温が下がるため散歩がしやすくなります。
熱中症予防のためにも夏場は早朝や夜間の散歩がおすすめです。
夜間は歩行者や他の犬や騒音が少なくなるため、怖がりな犬や興奮しやすい犬にとっては
落ち着いて散歩ができます。
犬の夜間散歩のデメリット
- 社会化が難しくなる
- 日光に当たる時間がない
- 暗がりは視界が悪く危険が伴いやすい
犬は色々な刺激を受けて精神的に成長します。
人や犬にすれ違う機会の少ない夜間の散歩は、犬の社会化には不向きです。
適度な日光浴は犬にも人にも健康をもたらします。
室内犬の場合、外に出るのが夜間だけだと、
どうしても日光に当たる時間が不足します。
また、暗いことにより視界が悪く、犬にも人にも危険が伴いやすくなります。
下記のことに注意をして散歩をしましょう。
犬の夜間散歩で注意する3つのこと
光るアイテムでアピールを
夜間の散歩は視界が悪くなるため、犬が他の歩行者からとても見えにくくなります。
特に黒い犬や小型犬は見えづらく、
自転車や歩行者との接触事故が起きることがあります。
これを防ぐには
- 犬の首輪に光るライトを付ける
- リードに反射テープを付ける
- 犬に白い服を着せる
など、夜間でも周囲に存在をアピール出来るアイテムを使用することです。
飼い主さんも黒い服装は避けるようにしましょう。
落ちている物に注意
夜間は日中よりも道に落ちている物を見つけにくくなるため、
犬の拾い食いが起きやすくなります。
落ちている物にはガラスの破片などもあるため、
踏みつけによるケガもしやすくなります。
日中の散歩以上に注意しましょう。
リードを短く持つ
夜間は歩行者や自転車などの視界が悪くなります。
犬の安全を守るため&歩行者や自転車の移動の妨げにならないように、
リードを短く持ちましょう。
特に伸縮リードは暗がりだと歩行者にはリードをしていないように見えて、
驚かせてしまうことがあります。
伸縮リードを長くすることは控えましょう。
まとめ
犬の夜間散歩は夏場の熱中症予防や、
静かな環境で犬が落ち着いて歩けるというメリットもありますが、
反面、犬にとっての刺激が少ないというデメリットもあります。
夜間だけではなく、日中に散歩をする日を作るようにしましょう。
また、夜間は暗いため視界が悪くなり危険を伴います。
ライトを付けるなど対策をして散歩をするようにしましょう!
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