猫を観察していると、丸くなったり、伸びていたり色々なポーズでくつろいでいます。
猫が四肢をお腹の下にしまい込んで箱のように座っている座り方を「香箱(こうばこ)座り」と言います。
前足が見えないことから、一瞬どうなっているのかわからずインパクトのある座り方ですね。
今回はこの「香箱座り」についてお話しします。
Contents
猫の可愛い座り方「香箱座り」について
“香箱”というのは香木や薫香料を収納する蓋付きの四角い箱を言い、
茶道具などにも使用されていました。
猫の座り方がこの四角い箱によく似ていたことから
「香箱座り」と呼ばれるようになったそうです。
香箱は現代ではあまり馴染みのない道具のため、
古くから「猫の香箱座り」という言葉が存在していたように思えますが、
実は「香箱座り」が定着したのは比較的近年と言われます。
猫の姿がパンの塊(loaf)のように見えることから、
英語では香箱座りを「catloaf」(キャットローフ)と言います。
実はこの座り方は犬や他の動物も行うのですが、
人の近くで猫が最も香箱座りを行うので
「猫の座り方」のイメージが強いようです。
猫は香箱座り以外にもスフィンクスのように座ったり、
尻尾をくるっと丸めて座ったりと様々な座り方をします。
四肢を畳み込む香箱座りはすぐに逃げることが出来ないため、
香箱座りをしている猫はリラックスしていると考えられています。
家の中で香箱座りをしているネコちゃんをよく見かける場合は、
リラックスして生活できていると言えそうですね♪
まとめ
猫の可愛い座り方の一つである「香箱座り」は
英語では「catloaf」(キャットローフ)と言われるなど
世界各地で愛されている座り方です。
香箱座り以外にも猫は色々な座り方をしています。
愛猫がどんな座り方を多くしているか、ぜひ観察してみてください。
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