猫が顔を洗うと雨になる?猫の毛づくろいの秘密

猫は毛づくろいを頻繁に行いますが、毛づくろいの際に前足で丁寧に顔まで毛づくろいしていることがあります。

猫が顔を毛づくろいすることを一般的に「猫が顔を洗う」と言います。

一体猫はどうして顔まできれいに洗うのでしょうか?

猫が顔を洗う理由

猫はとてもきれい好きで、全身の毛づくろいを頻繁に行います。

毛づくろいをする部位の中に「顔」もあり、
前足を舐めて、その前足を顔に擦りつけることで顔を洗っています。

猫が顔を洗う理由は

  • 口周りに付いた食べ物や汚れを落とす
  • 優秀なセンサーであるヒゲを綺麗にしている
  • ストレスを感じ、発散している

などが考えられています。

猫が顔を洗うと雨が降る?

「猫が顔を洗うと雨が降る」という
言い伝えを聞いたことはないでしょうか?

実はこの言い伝え、かなり古い文献から伝わっています。

また単なる迷信ではなく、科学的にも根拠があり

  • 「雨が降る=湿気が多くなる」と
    センサーの役割をする大事なヒゲが重くなるため、
    顔を洗うことでヒゲを直そうとしている
  • 湿気によって顔がムズムズしている
  • 天気が変わることへの不安から顔を洗っている

などの理由が考えられるそうです。

特に猫が耳の後ろまで顔を洗うと間もなくか、
その日のうちに雨が降ることが多いと言われます。

ただし、雨の日以外にも猫は様々な理由で顔を洗っているので、
”猫が顔を洗う=必ず雨が降る”とは言い切れないようです。

まとめ

猫が顔を洗うと雨が降るというのは迷信ではなく、
科学的にも検証されているというのは驚きですね。

雨が降りそうな天気の時は、猫が顔を耳の後ろまで顔を洗うか
観察してみると面白いでしょう。