犬の「集中力」を理解してトレーニングを上手に行おう!

犬のトレーニングで最も重要と言われるのが犬の「集中力」で、まず犬を集中させないと、トレーニングが始められないと言われるほどです。

しかし犬が集中できる時間は人間よりも短いため、効率よくトレーニングすることが必要です。

今回はそんな犬の「集中力」についてお話しします。

犬のトレーニング成功のカギは「集中力」!?

犬のトレーニングを上手に行うには
犬の集中力を維持することがとても重要です。

まず、犬を人に集中させないと指示を聞きません。

集中していない状態でトレーニングを行い、
指示が上手く通らないと、犬は褒められる機会もないので
トレーニングに飽きてしまいます。

そのため、アイコンタクトで犬の集中を人に向けることが
トレーニングのスタートと言われます。

犬の「集中力」ははどれぐらい続く?

犬の集中力が続く時間は個体や犬種によっても差がありますが、
約5分と言われます。

一般的に牧羊犬や狩猟犬などの人の指示を聞いて仕事をしていた
ボーダーコリーやラブラドールレトリーバーなどの犬種や、
ご褒美(おやつ、おもちゃ)などに興味を持ちやすい犬は
集中力が持続しやすいですが、
アフガンハウンドやボルゾイなど自立心の高い犬や、
ご褒美に興味のない犬は集中力が持続しにくいと言われます。

また、夏の暑い時期や初めての環境などでは
集中力の持続が短くなったり、集中自体が取りづらくなります。

犬の「集中時間」を上手く活用する方法

短時間で回数をこなし、遊びなどの気分転換や休憩を取り入れると、
犬の短い集中時間を上手く活用し、トレーニングすることができます。

また、オスワリやマテなど静的な指示、
オイデやツイテなど動的な指示を上手く混ぜることで、
犬が飽きにくくなり、集中力が持続します。

犬の集中が続かなくなってきたと感じたら、
ダラダラと続けず、良いところで切り上げることも大事です。

まとめ

犬のトレーニングに重要な「集中力」

犬がしっかりと集中している状態でトレーニングを行うと、
指示の理解がとても早く、褒める機会も増えるため、
犬も人もとても楽しいです。

犬が集中できる時間や、休憩の入れ方などを意識して
効率の良いトレーニングを行ってみてください。