猫の年齢を人間の年齢に換算すると一体どれぐらいか気になったことはないでしょうか?
猫が落ち着いてくる年齢や、病気になりやすい年齢などは、私たち人間の年齢で考えると想像がしやすいことがあります。
今回は猫の年齢や年齢ごとのライフステージについてお話します。
猫の年齢を人間年齢に換算すると?
猫は人間に比べて成長の速度はとても早く、
1年でほぼ大人になります。
猫 2か月 人間 8歳
猫 6か月 人間 14歳
猫 1歳 人間 18歳
猫 1歳半 人間 20歳
猫 2歳 人間 24歳
猫 3歳 人間 28歳
猫 4歳 人間 32歳
~
猫 7歳 人間 44歳
猫 15歳 人間 76歳
…と換算され、2歳以降の猫は「猫年齢1歳ごとに人年齢+4歳」という計算になります。
猫のシニアと呼ばれる期間は7歳(人間年齢:44歳)頃から徐々に始まり、
平均寿命は15歳ほどと言われます。
しかし近年では医療や食事の質が良くなったことで20年以上生きる猫もいます。
※猫種や生活環境により個体差が出るため、年齢換算はあくまで目安となります。
※寿命は室内飼育の猫の方が長いという調査結果があります。
猫のライフステージについて
猫のライフステージはおおまかに子猫期、成猫期、高齢猫期に分かれます。
子猫期(0歳~1歳)
生後2か月ごろは離乳食を与えたり、
しつけをしたりと何かと世話のかかる時期ですが
1年でどんどん成長していく成長期であり、
飼い主にとってはとても楽しい時期でもあります。
生後2~9週齢は社会化期と呼ばれる大事な時期でもあり、
人に会ったり音に慣れさせたりと多くの経験を積むことで
社交性のある飼いやすい猫になります。
生後半年頃にはメス猫は初めての発情期を迎えますので、
(オス猫はメス猫が発情することで発情します)
繁殖をしない場合は去勢・避妊手術を検討する時期でもあります。
成猫期(1歳~7歳)
猫は1歳で大人になり、年を取るごとに落ち着きが出てきます。
活発でたくさん動き回る子猫期には見られなかった
運動不足による肥満を起こしやすいので、
給餌量には注意し、おもちゃを使った運動をさせましょう。
高齢猫期【シニア期】(7歳~)
7歳以上になると個体差はありますが、徐々に老化現象が見られるようになります。
高齢猫になると病気にもなりやすくなります。
特に多くの高齢猫が発症する腎不全には注意をする必要があります。
毎日の健康チェック・定期健診をするようにしましょう。
関節に衰えが見られる猫も多いため、段差を低くしたり、
環境を整えてストレスなく快適に過ごせるようにしましょう。
まとめ
猫の年齢を人間に換算すると、驚くほど早く年を取ることがわかります。
少しでも長く一緒にいるために、年齢に合わせた最適な飼育を心がけ、
ストレスなく元気に過ごせるようにしましょう。
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