どんな検査をする?ペットの「健康診断」について

ペットの病気をいち早く見つけるために定期的な「健康診断」はとても重要です。

しかし、いざ健康診断を受けよう!と思ってもタイミングや検査項目など悩んでしまう方も多いと思います。

今回はそんなペットの「健康診断」についてお話しします。

健康診断を受けるタイミングはいつが良い?

健康診断は1歳を越えたら、年一回は受けることをおすすめします。

ペットが高齢だったり気になる部位がある場合は、
半年に一回など回数を増やします。

しかし動物病院に訪れるタイミングというのは、
病気やケガで通院していない場合はほとんどありませんので
いつにしようか迷って、結局先延ばしにしてしまうことがあります。

動物病院に行くタイミングとして
ワクチン接種、フィラリアの検査がありますので、
その際に健康診断を受けるのが良いでしょう。

犬はフィラリア予防薬処方の際に、
必ず採血してフィラリア検査を行うので、
一緒に血液検査をおすすめされることがあります。

一度の採血でフィラリア検査と血液検査を行えるので
健康診断に悩んでいる場合は、このタイミングで健康診断をしてみましょう。

また、病院によってはペットの誕生月に健康診断のキャンペーンを行うなど
独自のキャンペーンもあるので、
そういったタイミングで健康診断を受けるのも良いでしょう。

※病院によって健康診断が予約制の場合がありますので確認をしましょう。

健康診断はどのような検査?

犬も猫も項目は病院によってさまざまですが
「問診」「触診」「尿や便の検査」「血液検査」「レントゲン」「超音波」
が基本的な検査になります。

病院によって様々なコースが用意されていたり、
オプションを追加できることもあります。

まずは尿・便検査や血液検査などの簡単な検査から始めて、
気になる点があったら追加で別の項目を増やすということもできます。

年齢や健康状態によっておすすめは違うので先生と相談してみましょう。

健康診断のメリット・デメリット

健康診断のメリットはもちろん病気の早期発見や健康状態の確認、
これから気を付けるべき病気などが検査によってわかることです。

デメリットは犬猫に多少なりともストレスがかかることです。

ストレスに関しては負担を最小限に抑えるよう
検査の時間を短くするなどの配慮がされていますので
メリットの方が大きいと言えるでしょう。

まとめ

健康診断はわんちゃん、ねこちゃんの健康維持や、
病気の早期発見早期治療のために重要です。

その子の年齢や健康状態に合わせて
獣医さんと相談し、定期的に受けるようにしましょう。